よ つ の は
病院
* 桜 side *
あれから私は、毎日 病院へ ミヤビのお見舞いに行った。
ミヤビは 足の骨折がひどかったから、ずっと入院したままだった…。
「えへへっ、今日はミヤビの大好きなパン買ってきたんだぁー。
これ見せたら、きっとミヤビも喜んでくれるかなっ☆!」…―
―…〜♪♪♪ …♪♪ ♪…
あれ…、病院なのに どこからかギターの音?!
―…ガチャ!!
「もぅ! 黒石さん! ここは病院なんですよっ! 静かにして下さいっ!!」
―… あ、ミヤビの病室からだ…
コンコンッ…
「み…、 ミヤビ?」
「おーっ サクラ、いつも来てもらってごめんね…」
「ぅうん、気にしないで。
私が来たいから、勝手に来てるだけだもん…
ねぇ、それより今 ギターの音と 看護婦さんの怒った声が聞こえたんだけど… 」
「ぁっ、聞こえてた?
ぅーん 実はさ…、足の骨折はヒドイんだけど、他は大したこと無いからさ…
外出とかは、まだ出来ないし 一日中 病室にいても退屈だし、もうすぐライブも近いし…
せめてギターの練習くらい出来るかなって思って、おふくろに家からギター持ってきてもらったんだけど…、 やっぱり怒られちまったな… はははっ… 」
あれから私は、毎日 病院へ ミヤビのお見舞いに行った。
ミヤビは 足の骨折がひどかったから、ずっと入院したままだった…。
「えへへっ、今日はミヤビの大好きなパン買ってきたんだぁー。
これ見せたら、きっとミヤビも喜んでくれるかなっ☆!」…―
―…〜♪♪♪ …♪♪ ♪…
あれ…、病院なのに どこからかギターの音?!
―…ガチャ!!
「もぅ! 黒石さん! ここは病院なんですよっ! 静かにして下さいっ!!」
―… あ、ミヤビの病室からだ…
コンコンッ…
「み…、 ミヤビ?」
「おーっ サクラ、いつも来てもらってごめんね…」
「ぅうん、気にしないで。
私が来たいから、勝手に来てるだけだもん…
ねぇ、それより今 ギターの音と 看護婦さんの怒った声が聞こえたんだけど… 」
「ぁっ、聞こえてた?
ぅーん 実はさ…、足の骨折はヒドイんだけど、他は大したこと無いからさ…
外出とかは、まだ出来ないし 一日中 病室にいても退屈だし、もうすぐライブも近いし…
せめてギターの練習くらい出来るかなって思って、おふくろに家からギター持ってきてもらったんだけど…、 やっぱり怒られちまったな… はははっ… 」