よ つ の は
―大晦日
―… ゴォーン…
ゴォーン…
「ぁ、ミヤビだぁ! ぉーい!」
「ハァハァ… あーぁ、
結局、今年の最後も サクラには勝てなかったよ…」
「あはっ、やったねっ! 来年もいいことありそうっ!」
「おいっ、それじゃ まるで俺が来年 悪い年になるみたいじゃん!」
「わぁーぃ、ミヤビは厄年ぃ!」
「ぅーん… ちょっと意味が違うんだけどなぁ、まっ いっか!」
「ほぉらぁー、早く行かないと 年明け前に 鐘つけないよぉー!」
「あっ、ちょっと待ってよー!」
あのクリスマスの日から、私には 明日を約束してくれる大切な人がいる…
その幸せがあるから、私は何があったって 強く生きていける…
そう、ミヤビがとなりに いてくれるから…
―チャリン!
カランカラ〜ン…
パンパンッ…―
「ねぇねぇ、ミヤビは何をお願いしたの?」
「ははっ、お願い事は人に話しちゃダメなんだよ?」
「えーっ そうなの?」
「うん、昔からそう言われてる。 話したら、願いは叶わない…って」
「そっかぁ、じゃあ私のお願い事は 話しても平気だねっ!
だって私のお願いは、ミヤビと結婚できますよーにって言ったんだもんっ!」
―… ゴォーン…
ゴォーン…
「ぁ、ミヤビだぁ! ぉーい!」
「ハァハァ… あーぁ、
結局、今年の最後も サクラには勝てなかったよ…」
「あはっ、やったねっ! 来年もいいことありそうっ!」
「おいっ、それじゃ まるで俺が来年 悪い年になるみたいじゃん!」
「わぁーぃ、ミヤビは厄年ぃ!」
「ぅーん… ちょっと意味が違うんだけどなぁ、まっ いっか!」
「ほぉらぁー、早く行かないと 年明け前に 鐘つけないよぉー!」
「あっ、ちょっと待ってよー!」
あのクリスマスの日から、私には 明日を約束してくれる大切な人がいる…
その幸せがあるから、私は何があったって 強く生きていける…
そう、ミヤビがとなりに いてくれるから…
―チャリン!
カランカラ〜ン…
パンパンッ…―
「ねぇねぇ、ミヤビは何をお願いしたの?」
「ははっ、お願い事は人に話しちゃダメなんだよ?」
「えーっ そうなの?」
「うん、昔からそう言われてる。 話したら、願いは叶わない…って」
「そっかぁ、じゃあ私のお願い事は 話しても平気だねっ!
だって私のお願いは、ミヤビと結婚できますよーにって言ったんだもんっ!」