よ つ の は
「… はぃっ!」



「「「「あっ、 じゃあ そんなサクラに、とっておきの秘密を教えてあげるっ!
実はねっ…― 」クスクスッ…


「 ・…―!!
ぇえっ! ぶっ… 部長さんもぉ?!!」

「いひひぃ〜、同じ境遇の仲間同士、ここだけの秘密っ! 絶対に内緒だよっ!」


―なっ、内緒だよって…
こんなこと、誰かに言えるわけないょお…

ぁー…、余計 部活に行きづらくなっちゃうょ…



学校に着くまでの間、未来さんは いろんな人の秘密話しを 話してくれた…

どれも、びっくりする話しばかりで、ちょっと動揺しちゃったけど…
何だか、今までよりも 未来さんとの距離が 近くなった気がした…。


―未来さんに ちゃんと話せて良かったな…。




爽やかな朝の、心地よいそよ風が吹く中…

私は今、新しい“一歩”を進み始めた…―








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