君と出会って
悪口
2時間3時間4時間と終わり給食の時間になった。

当番の準備が整うまで僕は手を洗いに行った。

皆をよけながら廊下を歩く。


「あのぉ~すみませぇ~ん」

「はい?」


声をかけてきたのはぶりっこと有名な「麻里」というやつだった。


全く・・・なんで最近誰かしらに声かけられるんだ・・?



「里奈と付き合ってるって本当ですかぁ~??」


・・・・えっ?

どっからそんな話がわいてきたんだ・・・?


「付き合ってないけど・・・?」

「ふぅ~ん、わかったぁ~、ばぁいばぁ~い」


なんだったんだ・・・?



ドンッ



「・・・っ」


誰かにぶつかったみたいだった。


「あっ・・・ごめんねっ・・・」


里奈だった。

お前かよ・・・

僕は舌打ちをして教室に戻った。
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