囚われた兎①
「あの…大丈夫?」




王子様があたしの顔の前で手を上下に振ってあたしを見つめてくる




「あ!…あ…あの…!だ…だだ…大丈夫…です…!」




あまりにも王子様の顔が近くて、あたしは驚いて顔を遠ざけた




顔近い//




「そう…?ならいいけど」




< 18 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop