囚われた兎①
夕食が食べ終わって、あたしは自分の部屋に帰ろうとしていた時だった




「ねぇねぇ、お姉ちゃん!」




「…? なに?蓮くん」




蓮くんから声をかけられてあたしは後ろへ振り返った




「今からゲームするんだけど、お姉ちゃんも一緒にやろうよ!」




「うん!」




< 30 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop