ご主人様と天然姫




「好きなら…


 桃葉ちゃんのことが好きなら…



 記憶がない桃葉ちゃんでもいいんじゃないか?



 お前はあのときの記憶がない桃葉チャンじゃないと



 だめなのか?」





そんなわけないだろ…




「そんなわけ「それならもうそのことは桃葉ちゃんが


 何か言うまで 口に出すな。


 ほら 応接間行くぞ」



クシャッと俺の頭をすると





ちょいちょいと手招きをする





そうか



俺は 今の桃葉を受け入れなければいけないんだ







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