ご主人様と天然姫

[ビクッ・・・・]



思わず足がひるむ




「ほら こんな風に目をみないと」








再び愁斗に背をむけ



応接間?的なとこを後にした





「ラーミスさん。いつもあんなふうな態度なの?」



「えぇ。愁坊ちゃまが小さい子から見ておりますが

 もう なれっこでございます」



「だめだょ…なれっこになっちゃ」




そう ラーミスに聞こえない声で



つぶやいた



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