君といる未来
「ごめんごめん。アハハ。」
全然申し訳なさそうじゃない…。
「だけど、デザイナーなんてただデザイン事務所に就職して絵を描いてればすぐに認めてもらえるだろなって、甘くみてたよ。自分では才能に溢れてるって思ってたのになぁ…。全然ダメ。あんだけ『俺は世界のKANZAKIになる!』って大見得きっちゃってたからね。みんなに合わす顔が無くって…。」
「そんなことない!!」
澤村が必死に言った。
「ヒロ君の描く絵、私はすごく好き…。だから自信持って!諦めちゃだめだよ。私はずっと、いつでも自信満々のヒロ君が……。」
澤村は少し顔を赤らめた。
「あ、私この駅で降りるね。絶対に夢を諦めちゃダメだよ!今度の同窓会は絶対来てよね。」
そう言い残して、澤村は電車を降りて行った。
「澤村は何を言いかけたんだろ……。」
全然申し訳なさそうじゃない…。
「だけど、デザイナーなんてただデザイン事務所に就職して絵を描いてればすぐに認めてもらえるだろなって、甘くみてたよ。自分では才能に溢れてるって思ってたのになぁ…。全然ダメ。あんだけ『俺は世界のKANZAKIになる!』って大見得きっちゃってたからね。みんなに合わす顔が無くって…。」
「そんなことない!!」
澤村が必死に言った。
「ヒロ君の描く絵、私はすごく好き…。だから自信持って!諦めちゃだめだよ。私はずっと、いつでも自信満々のヒロ君が……。」
澤村は少し顔を赤らめた。
「あ、私この駅で降りるね。絶対に夢を諦めちゃダメだよ!今度の同窓会は絶対来てよね。」
そう言い残して、澤村は電車を降りて行った。
「澤村は何を言いかけたんだろ……。」