Love Slave
とぽとぽと家に帰る。足取りが重い。
帰りも車は無し。新会長が送ってってくれると期待してたんだけど。
「ごめん、ちょっと重要な会議があるんだ」
「せ、生徒会関係なら私だって・・・・」
「・・・庶務のお前には関係ない」
「もとかさんは先にご帰宅ください。後は僕らでやっておきますので」
何だか、仲間外れにされた気分。
長い帰路を歩いていく。
やっと家の屋根が見えてきた。
「あれ・・・・」
郵便受けに白い手紙が入っている。
『早乙女もとか様』
「私宛だ」
金色の文字が印刷されている。一体誰が?
裏をめくると、月の紋章が入っていた。
「もしかして・・・・」
ビリビリッと封を開ける。
Dear にゃまとの奴隷さん
・・・・その一言は余計だ。っていうか、もう奴隷じゃないし。
この度、三枝繭と草薙大和は正式に結婚することになりました。
来る11月3日に行われる月光学院文化祭・星華祭にて、公開結婚披露宴を行います。
そのプレミアチケットを同封しておきます。
是非、見に来てくださいね。
月光学院の文化祭チケット及び結婚披露宴の招待状。
「・・・・嘘でしょ」
社長令嬢の考えてることは理解できない。
多分、一生。
帰りも車は無し。新会長が送ってってくれると期待してたんだけど。
「ごめん、ちょっと重要な会議があるんだ」
「せ、生徒会関係なら私だって・・・・」
「・・・庶務のお前には関係ない」
「もとかさんは先にご帰宅ください。後は僕らでやっておきますので」
何だか、仲間外れにされた気分。
長い帰路を歩いていく。
やっと家の屋根が見えてきた。
「あれ・・・・」
郵便受けに白い手紙が入っている。
『早乙女もとか様』
「私宛だ」
金色の文字が印刷されている。一体誰が?
裏をめくると、月の紋章が入っていた。
「もしかして・・・・」
ビリビリッと封を開ける。
Dear にゃまとの奴隷さん
・・・・その一言は余計だ。っていうか、もう奴隷じゃないし。
この度、三枝繭と草薙大和は正式に結婚することになりました。
来る11月3日に行われる月光学院文化祭・星華祭にて、公開結婚披露宴を行います。
そのプレミアチケットを同封しておきます。
是非、見に来てくださいね。
月光学院の文化祭チケット及び結婚披露宴の招待状。
「・・・・嘘でしょ」
社長令嬢の考えてることは理解できない。
多分、一生。