Love Slave
「はあぁ!?」
呆気にとられる。
一体何度突拍子もない言葉を出せば気が済む?
「それとも、一生俺の奴隷のほうがいいか?」
「・・・・・嫌です」
これは断言する。何度聞かれても、同じ答えを出す。
この人の奴隷のまま、これからの人生を歩むなんて絶対嫌だ。
奴隷解放されるなら、当然と言っちゃ当然な疑問が生じる。
「・・・それでは、私は会長の何になるんですか?」
「そうだな・・・・・」
首をかしげるが、考えてるフリにしか見えない。
ペットとか召使いとか、言ってきたら奴隷と同類じゃないか。
「そんじゃ、手ぇ出してみろ」
「手・・・・ですか?」
「早く出せ」
恐ろしい形相で言ってきた。悪魔だ、この人。
囚われた人間みたいに、あたしはおずおずと手を差し出す。
「ちょっと、目を閉じろ」
「目を?」
「とーじーろ」
「は、はいっ」
脅迫の恐怖に瞼が伏せる。
ん?待てよ。手を差し出して、目を閉じるということは・・・・。
(ゆ、指輪をはめてくれるんじゃ・・・・)
私、今花嫁衣装着てるし。
ドキマギしながら、会長の言いなりになる。
「ほい、目ぇ開けてみろ」
呆気にとられる。
一体何度突拍子もない言葉を出せば気が済む?
「それとも、一生俺の奴隷のほうがいいか?」
「・・・・・嫌です」
これは断言する。何度聞かれても、同じ答えを出す。
この人の奴隷のまま、これからの人生を歩むなんて絶対嫌だ。
奴隷解放されるなら、当然と言っちゃ当然な疑問が生じる。
「・・・それでは、私は会長の何になるんですか?」
「そうだな・・・・・」
首をかしげるが、考えてるフリにしか見えない。
ペットとか召使いとか、言ってきたら奴隷と同類じゃないか。
「そんじゃ、手ぇ出してみろ」
「手・・・・ですか?」
「早く出せ」
恐ろしい形相で言ってきた。悪魔だ、この人。
囚われた人間みたいに、あたしはおずおずと手を差し出す。
「ちょっと、目を閉じろ」
「目を?」
「とーじーろ」
「は、はいっ」
脅迫の恐怖に瞼が伏せる。
ん?待てよ。手を差し出して、目を閉じるということは・・・・。
(ゆ、指輪をはめてくれるんじゃ・・・・)
私、今花嫁衣装着てるし。
ドキマギしながら、会長の言いなりになる。
「ほい、目ぇ開けてみろ」