Love Slave
「うおっ、汚いなもか!」
しかも会長の顔めがけてぶちまいてしまった。
「ゴホゴホ・・・ずみまぜん、会長」
咳が止まらない。誰のせいだ、誰の。
副会長が笑いながら背中をさすってくれた。
「でも、これで返事が送れるよ」
「返事って・・・?」
一体何のことやら。
すると、等々力先輩がノートパソコンを見せてくれた。
「生徒会HPのQ&Aで一番多かった質問、『会長と早乙女もとかの本当の関係は何か』だったんです」
掲示板にはいろいろ書いてある。「付き合ってる」とか「同棲中」だとか・・・・。
(おいおいおいおいおい)
「・・・さっそくヒット数が伸びてるな」
「ま、まさか・・・・」
頭の中に不安が過ぎる。副会長がカチンッとシャンパングラスを合わせる。
「A:『会長のペット』って送ったの♪」
やっぱりぃぃぃぃぃぃぃ!!っていうか、それ答えとして相応しいの!?
「皆さん、結構納得されていますよ」
「事件も解決、疑問も解決だね」
「・・・だな」
そういう問題じゃなーい!!これ以降、私に対する中傷的なメールは減ったらしいが。
周りが納得できても、私が納得できない。
3人は安心したのか、集団でお手洗いに行ってしまった。
会長と二人っきりになる。
「どうした、もか?」
「どうしたもこうしたもありませんよ、だいたい何で『もか』なんて呼ぶんですか!」
生まれて初めて呼ばれた。親だって愛称で呼ばないのに。
「ん?モカコーヒーのほうが良かったか?だって、呼び捨てやめろっていうから。可愛いじゃんか、もか♪」
「会長・・・・」
この人には何を言っても無駄だと思った。
そして、シャンパンで濡れた顔に漫画でよく見るムカつきマークを浮かび上がらせた。
「・・・・よくも、俺の顔を汚してくれたな。これからはもっとビシバシしごくぞ。それからな、俺と二人でいる時はご主人様、あるいは旦那様と呼べ。ほれ、ここ掘れワンワン♪」
ドSなご主人様とドM犬な私、そして個性豊かな動物達・・・・・。
(ああ、やっぱこの生徒会嫌かも・・・・・)
しかも会長の顔めがけてぶちまいてしまった。
「ゴホゴホ・・・ずみまぜん、会長」
咳が止まらない。誰のせいだ、誰の。
副会長が笑いながら背中をさすってくれた。
「でも、これで返事が送れるよ」
「返事って・・・?」
一体何のことやら。
すると、等々力先輩がノートパソコンを見せてくれた。
「生徒会HPのQ&Aで一番多かった質問、『会長と早乙女もとかの本当の関係は何か』だったんです」
掲示板にはいろいろ書いてある。「付き合ってる」とか「同棲中」だとか・・・・。
(おいおいおいおいおい)
「・・・さっそくヒット数が伸びてるな」
「ま、まさか・・・・」
頭の中に不安が過ぎる。副会長がカチンッとシャンパングラスを合わせる。
「A:『会長のペット』って送ったの♪」
やっぱりぃぃぃぃぃぃぃ!!っていうか、それ答えとして相応しいの!?
「皆さん、結構納得されていますよ」
「事件も解決、疑問も解決だね」
「・・・だな」
そういう問題じゃなーい!!これ以降、私に対する中傷的なメールは減ったらしいが。
周りが納得できても、私が納得できない。
3人は安心したのか、集団でお手洗いに行ってしまった。
会長と二人っきりになる。
「どうした、もか?」
「どうしたもこうしたもありませんよ、だいたい何で『もか』なんて呼ぶんですか!」
生まれて初めて呼ばれた。親だって愛称で呼ばないのに。
「ん?モカコーヒーのほうが良かったか?だって、呼び捨てやめろっていうから。可愛いじゃんか、もか♪」
「会長・・・・」
この人には何を言っても無駄だと思った。
そして、シャンパンで濡れた顔に漫画でよく見るムカつきマークを浮かび上がらせた。
「・・・・よくも、俺の顔を汚してくれたな。これからはもっとビシバシしごくぞ。それからな、俺と二人でいる時はご主人様、あるいは旦那様と呼べ。ほれ、ここ掘れワンワン♪」
ドSなご主人様とドM犬な私、そして個性豊かな動物達・・・・・。
(ああ、やっぱこの生徒会嫌かも・・・・・)