実体験をもとに
思いが強い

尚弥君

初めてこんなに好きになった。

-佐藤 尚弥-
あだ名が黒ブタ((わら

「沙羅ね、尚のこと好きだっさ」

友達と恋バナをしていた。

「あ、尚も沙羅のこと好きだよ」

嬉しかった。

小学6年生。

修学旅行

仲良い友達が実行委員だったから
新幹線の席を隣にしてくれた。

[修学旅行当日]

行きの新幹線は隣の席じゃなかったけど

「なお~こっちの席おいでぇ~」

隣の席だった女の子が呼んでくれた。

「うん。今行く」

席交換がOKだったから

「なおと沙羅ってお似合いだよね」

って友達の何人にも言われてきた。

「あはは☆」

2人してこんな答えしかできなかった。

尚弥のことは小学5年生から好きだったからお互い好きってことを知っていた。

[帰りの新幹線]

楽しみにしていた帰り。

「写真とろぉ」

尚弥から言ってきた。

2ショットで撮った。

先生にも撮られた。

先生は沙羅と尚弥が両思いってこと知っていた。

だけど、修学旅行が終わって

何日か経ってからお互い好きじゃなくなっていた。

尚弥、本当に大好きでした。
< 4 / 11 >

この作品をシェア

pagetop