ボクがキミをスキな理由【短編集】

③ 告白の真実

時計を見るともう夜の8時過ぎ。この辺は繁華街で変なヤローどもがうろついてることも珍しくない。


こんな時間に女の子が一人であるいてるなんて…、危なすぎるだろ。


「ごめん、玲央!!
後で金返すから立て替えといて。」


机の上にバンっとお金を置くと俺は自分のカバンだけを手に、安達を追いかけて店の外へと駆けだした。


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