ボクがキミをスキな理由【短編集】
ま…、ユミちゃんとの大人なカンケイはその1回限りのことでさ?これからは普通の幼なじみとして付き合っていくんだろうと思っていたのに、ユミちゃんは次の日、俺の部屋に来てこう言った。
「太一。私、太一のセフレになりたい。」
ユミちゃんがその時、どういう心境だったのかはわからないし、なんでそんなこと言い出したのかは未だに謎。
だって…、付き合ってる彼氏はいるワケだしさ??
だけど、別に断る理由もないし?後腐れなく性欲処理できるならこんなイイ提案はないよね?
「うん。いいよ。」
それ以来、俺たちは幼なじみという名のセフレになった。