ボクがキミをスキな理由【短編集】
キレイに整えられた眉
目じりに引かれた
ピンクのアイシャドウ
ぷっくりとつやつや光る
おいしそうな唇
そして…
キレイに整えられた
私のボブ。
「じゃ、コレ仕上げね。」
そう言ってメイクさんがつけたのは
金色と黒のカチューシャ
「わ~~!!かわいい~!!」
その瞬間
周りの方達からは
感嘆の声が漏れてくる。
「うん!これならKiriもオチるな!!」
自信満々に潮見さんが微笑んだ時。
「こんにちは~!!
潮見さんいる~??」
サングラス姿にナイスバディの
キレイな女の人が店内に入ってきた。