ボクがキミをスキな理由【短編集】
きっと…
Kiriさんと成宮君は
イトコ同士とか
そういう関係なんだ!!
ほら、よくあるじゃない?
親戚で集まった時に
恋話~♪とか!!
それで…
私と成宮君のコトを
聞いたに違いない。
うん!そうだ!
ぜったいそうだ!!
その私の思い込みと
絶対の核心を持った
答えは……
「ぶ、ぶはっ!!!」
「あははははは!!
なんでそうなるの、星野さん~!!!」
えっ!?
えっ!?
なんで笑うの??
なぜかその場にいた全員の爆笑を買ってしまうことになり、
「ヒィィィ!!ギャハハハ!!
いいわ~、沙良ちゃん!!」
潮見さんにいたっては
お腹を抱えたまま
涙を浮かべながら
爆笑している。
な、なんで~~!?
意味がわからず笑われて
アタフタしながら
周りをキョロキョロしていると
「あはは、最高!!
やっぱり星野さんは
面白すぎる!!」
目の前にいるKiriさんは
もっともっと爆笑している。