ボクがキミをスキな理由【短編集】
ガーーン。
留年!!?留年だけはイヤだ~!!!!!!!
「せ、先生!!どうしよう!!
私留年だけはしたくないよぅ~!!!」
半分涙目になりながら、先生に訴えると先生はウンウンと頷いて……
「えっ…!!??」
プリントの山の上に、更にドサっとプリントの束を置き始めた。
えっ??!!
何が起こっているのかわからずに、おメメを点々にさせながら向井センセを見つめていると
「星野。
2週間でコレを全部やってこい。」
「えーーーっ!!!???」
向井センセは突然こんな無理難題を押し付け始めた。