東京恋愛事変


「え?、じゃないわよ!!!勝手にさらうなんて許されない事だわ。やめて頂戴!」


「・・・(ニコリン」


笑った。


「僕は特別だよ」



「え?」


今なんて・・・



「いいから早く!!!」


走り出す。
さっきよりもっと早いスピードで。


途中、私がこけそうになると、

スッ、と腕を絡められた。



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