天然姫と3匹の狼





私は智志先輩とせっせと片付けをした





私は棚の上の荷物をとろうと背伸びをした




「僕が取ろうか?」



『いえっ!大丈夫ですよ』




智志先輩は一瞬心配そうな顔をして「そう?」と言った





もうちょっとで届きそう・・・




ヒョイっ



「僕がやるって言ったでしょ」


私のすぐ後ろから声がした



『えっ・・・』



私はびっくりして後ろを振り向いた




『わっ・・・』




顔がくっつくんぢゃないかと思うくらい智志先輩が近くにいた




「俺・・・男だよ・・・背だって菜美ちゃんより全然おっきい」


智志先輩の息がかかる

私はさっと離れた


『はっは・・・そうですよね』




いきなり真剣な顔したからびっくりした




「今度からは僕のこと頼ってね♪」




いつもの智志先輩の笑顔だった



なんかホッとした・・・・・










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