天然姫と3匹の狼



スーパーを出て


薄暗くなった道を歩いた



「夜は結構寒いねー」


『ですねー』



薄着で来てしまって
結構寒かった



バサッ


私の頭に何かがのった



「着てろ」


そう言ってニコっと笑った人に私はびっくりした

『えっ?』


「寒いんだろ」


亮って笑えるんだ・・・・



私は亮のジャケットを着た


『あ・・・ありがと・・』



亮って意外に優しいんだな


「亮クンやっさしー!どうしちゃったの??」


「お前だれだよー亮ぢゃねー」



颯ちゃんと智志先輩は亮をからかっていた


「っるせーよ」



亮は少し怒っていた



『ははっ』

私は思わず笑ってしまった









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