天然姫と3匹の狼





自分の支度を済まして俺は菜美ちゃんの部屋へ行った




コンコン


「菜美ちゃん?入るよ?」



「うん・・・」





菜美ちゃんは大人しくベッドで寝ていた




俺は菜美ちゃんの頭を撫でた



「俺学校行ってくるね?何かあったらすぐ電話してね?」

「うん・・・・」



「ぢゃあ行ってきます・・・」



そう言って俺は菜美の部屋を出ようとした



うわっ!



後ろから引っ張られた




「菜美ちゃん?どーしたの?」



俺は菜美ちゃんのほうへ向いた




ギュッ


「えっ/////」



菜美ちゃんがいきなり抱き着いてきた





「早く・・・帰ってきてね?寂しいから・・・」



そう言って俺にスリスリ頭をくっつけてきた




ヤバイ・・・・



俺は菜美ちゃんを強く抱きしめた



「早めに帰るよ・・・・」



そう言って部屋を出た












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