天然姫と3匹の狼




「あっ・・・いた・・・」


俺はホッと胸を撫で下ろした




テレビの前に布団にくるまって小さくなってる菜美がいた




「菜美?」



「あー亮だぁ♪どおしたの?」



「どーしたの?ぢゃねーよ・・・・ベッドで寝てないとだめだろ」



そう言うと菜美は無言で俺を見てきた



「ほらっ行くぞ」


菜美は俺に向かって手を伸ばしてきた



なんだ?

立たせろってこと?



俺は菜美をグイッと引っ張って立たせた












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