空の音色
小さくて…壊れそうな心






人は、何をして生きて

何をして死ぬのだろう。

人の生きる希望は何?

創られた命に、

     価値は無いの?

生きた証しは、いつか

消えてしまうのだろうか?

生きる事で

 何かが生まれて、

何かが始まって・・・・

全てを焼尽くす。

それが、燃え尽きるまで。

生きる事に

   意味が有るのか?

ただただ、

「今を生きたい。」

そう……

思うだけじゃ………

   ダメなのか?

辛さだけに耐えて、

人の優しさを

忘れてしまいそう………。

   「辛い。」

そう、叫びたい。

 「悲しい、寂しい。」

その言葉を隠して、

強がってたら、

   辛くなって

   話してしまった。

過去なんて、消したい。

嫌な過去を消して!!

    今がある!!

それで

良いんじゃないのか!?

そんな辛い過去を背負って生きて
いたくない。


闇に惑う心に、
      光がさした。でも、
その光は消えかけている。

生きた傷が、痛む。

何気ない言葉が、

人の生きる強さを削り、

生きる痛みと、生きる強さを削る痛みが………

人を闇へと、連れ込む

光の元へと飛び立つ翼は、いつもいつも、

 羽ばたく音を重く、

  苦しそうな音をだす。

「助けて
  ほしくなんかない。」

なんて言ったら嘘になる。

「辛くも無い。」

そう言っても嘘になる。

本当は、寂しくって、

辛くって、

いつも何かに支えてもらわなきゃ………

   すぐ、

砕け散って

しまいそうなのに……

強がってそれを隠してる。















過去を背負って生きて、

疲れてしまった。


支えてもらわないといけないのに、

一人で抱えこんで、

他の人には………

あまり見せないようにしながら

   これからも、

君は生きていくんだね……。




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