俺様のお姫様
何?…この空気。


そこでやっとぶつかった人を見る。


かっいこいい…。


「ちょっ…何してんのあんたは…!!」


奈々姫は私を立たせながら私がぶつかった相手を見て驚く。


「ひっ…あ…神宮寺先輩!!」


じんぐうじ先輩?


首を捻る。


そうしていると


「あんたは何しとんじゃー!!」


と殴られた。


「ったぁ~い。」


殴られた所を擦る。


かなり痛い。


なんで?何故殴られるのだ?


私は奈々姫を睨もうと見ると奈々姫は私がぶつかった…えーと、


じんぐうじ先輩にペコペコと頭を下げていた。


え?なんで?


キョトンと奈々姫を見る。


見ていると奈々姫の手が伸びてきて私の頭を掴んだ。


「ほら!!陽夜も謝る!!」


そう言いながら掴んだ私の頭を無理やり下に押し込む。


いっいたっ…。


その奈々姫の力の強さと言ったら…。


かなり強い。


だから私は奈々姫の手から逃げた。


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