俺様のお姫様
けど奈々姫はその言葉で安心したらしく
「良かったぁ。じゃぁ私達はこれで。ほら陽夜行くよ!」
と最後にもう一度頭をさげて私を引っ張ったまま歩きだした。
な…、自分で歩ける!
奈々姫の手を振りほどき自分で歩きだす。
「全くあんたは神宮寺先輩にぶつかるなんて何してんだよ!」
奈々姫は私を離すと去りて尚怒るとばかりに不機嫌、怒鳴り声だった。
でももうしらなぁーい。
それよりも
「ケーキ食べそこなったぁ。」
こっちのほうが私は大事。
「をい陽夜!聞いてんのか!」
もう、耳元で怒鳴らないでよ。
聞いてるって…。
それよりもさっきから何怒ってんだろう。
神宮寺先輩、神宮寺先輩って。
そんなにすごい人なのかなぁ。
「ん?聞いてるよ?『神宮寺先輩』って誰?」
てっとり早く聞いてみた。
そしたら奈々姫は心底驚いた顔をして「あんた知らないの!?」って言ってきたもんだから
知らないって答えようとしたんだけどここであることに気づく。
「うん。あー!今日D灰の発売日じゃん!!いっそげー!!」
先輩より本。
私は奈々姫に軽くそう返答するとダッシュで食堂を後にした。
「こら陽夜!」
奈々姫が後ろから追いかけるがもうしらない。
「良かったぁ。じゃぁ私達はこれで。ほら陽夜行くよ!」
と最後にもう一度頭をさげて私を引っ張ったまま歩きだした。
な…、自分で歩ける!
奈々姫の手を振りほどき自分で歩きだす。
「全くあんたは神宮寺先輩にぶつかるなんて何してんだよ!」
奈々姫は私を離すと去りて尚怒るとばかりに不機嫌、怒鳴り声だった。
でももうしらなぁーい。
それよりも
「ケーキ食べそこなったぁ。」
こっちのほうが私は大事。
「をい陽夜!聞いてんのか!」
もう、耳元で怒鳴らないでよ。
聞いてるって…。
それよりもさっきから何怒ってんだろう。
神宮寺先輩、神宮寺先輩って。
そんなにすごい人なのかなぁ。
「ん?聞いてるよ?『神宮寺先輩』って誰?」
てっとり早く聞いてみた。
そしたら奈々姫は心底驚いた顔をして「あんた知らないの!?」って言ってきたもんだから
知らないって答えようとしたんだけどここであることに気づく。
「うん。あー!今日D灰の発売日じゃん!!いっそげー!!」
先輩より本。
私は奈々姫に軽くそう返答するとダッシュで食堂を後にした。
「こら陽夜!」
奈々姫が後ろから追いかけるがもうしらない。