俺様のお姫様
やっぱりか。
こいつはら俺が陽夜ちゃんに声を掛けたことよりも
俺が陽夜ちゃんを抱き抱えていた方にムカついてる。
まぁ大体予想はついていたからそれなりに言い訳も考えてる。
「目の前で倒れたら誰だってそうするっしょ?」
そのまんま。
言い訳、そんなもんこいつらは通用しねぇ。
つかその前に別に声かけたことはともかく抱き抱えて
保健室に連れて行ったことは言い訳しなくてもいいだろう。
「本当ですか?」
なぜそうくってかかる。
人をそこまで疑う。
まじでうぜぇ。
「本当だって、そんなことで嘘ついてどうするの?」
心の中では苛々しつつも表現にはけして出さない。
絶さず笑顔。
「…分かりました。」
やっと納得してくれたか。
俺は笑顔をほどく。
「先輩。」
「何?」
もう話は終わっただろうがよ!!
気付かれない程度に睨んだ。
「あの私…」
その子は俺の目の前で倒れる。
おい。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。
「目眩が…」
ほっとくor抱き抱える。
答えは両方No。
「なんか、勘違いしてるみたいだから言っとくけど、
俺、本気の奴しか相手にしないから。明らかに演技っしょ。」
それ以上は何もいうことはなかった。
言う必要がなかった。
何故なら女子達が撤収したから。
俺は女子達が離れると舌打ちする。
「はぁ~。」
「荒れるギリギリ前って感じ?」
殴りてぇ。
「海紀、よく堪えた。」
そう言って東宮はぽんと肩に手を置いた。
あーくっそ。
なんだってこんなになってんだよ!!
最近女子達が鬱陶しいしくてしょうがない。
こいつはら俺が陽夜ちゃんに声を掛けたことよりも
俺が陽夜ちゃんを抱き抱えていた方にムカついてる。
まぁ大体予想はついていたからそれなりに言い訳も考えてる。
「目の前で倒れたら誰だってそうするっしょ?」
そのまんま。
言い訳、そんなもんこいつらは通用しねぇ。
つかその前に別に声かけたことはともかく抱き抱えて
保健室に連れて行ったことは言い訳しなくてもいいだろう。
「本当ですか?」
なぜそうくってかかる。
人をそこまで疑う。
まじでうぜぇ。
「本当だって、そんなことで嘘ついてどうするの?」
心の中では苛々しつつも表現にはけして出さない。
絶さず笑顔。
「…分かりました。」
やっと納得してくれたか。
俺は笑顔をほどく。
「先輩。」
「何?」
もう話は終わっただろうがよ!!
気付かれない程度に睨んだ。
「あの私…」
その子は俺の目の前で倒れる。
おい。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。
「目眩が…」
ほっとくor抱き抱える。
答えは両方No。
「なんか、勘違いしてるみたいだから言っとくけど、
俺、本気の奴しか相手にしないから。明らかに演技っしょ。」
それ以上は何もいうことはなかった。
言う必要がなかった。
何故なら女子達が撤収したから。
俺は女子達が離れると舌打ちする。
「はぁ~。」
「荒れるギリギリ前って感じ?」
殴りてぇ。
「海紀、よく堪えた。」
そう言って東宮はぽんと肩に手を置いた。
あーくっそ。
なんだってこんなになってんだよ!!
最近女子達が鬱陶しいしくてしょうがない。