狙われた超能力者〜鍵を握る少女〜
さっきのあの感覚…
間違いない…先生も超能力者だ
私は人に触れるだけで普通の人かどうか分かる
『はぁ…私呑気に学校に来ていていいのかなぁ…』
一人になるといつも思う
みんな捕まってるのに助けるためにここに来たのに…
「柊」
プリズムもどうやって見つければいいか分からないし…不安だらげだよ…
「柊!!!」
『っ!?』
目の前には先生の顔
「俺…言ったよなぁ…呼んだら入って来いよって」
『へ!?』
呼ばれたっけ?
呼ばれたことに気付かなかった私は首をかしげた
「…っ//////とにかく入れ!!!」
真っ赤な顔で怒鳴られた
『はぃ〜…』
そんなに怒らなくてもいいじゃん…
私は言われるまま中に入って教卓の横にたった
もちろん俯いて…
何でって?
理由は簡単で教室の真ん前で怒鳴られたからです…
「…たく。今日からこのクラスに入る柊だ」
『柊緋色です。よろしくお願いします』
深くお辞儀をして顔を上げた
「「かわいいっ!!!!」」
騒ぎ出すクラス
でも騒がれている等の本人は…―
『…教室の真ん前で怒鳴られたから印象最悪だよね…』
…と落ち込んでいました笑