【短編】 先生・・・好きだよ
チュ・・・・
それは突然のスコールと同じくらいの驚き・・・
「・・・えッッ!?」
今・・・何したの先生・・・
そして・・・先生は泣きながら
「俺だって眞深が妹なんて嫌だ・・・。でも、お前との結婚は無理なんだ・・・分かってくれ・・・眞深!」
そう訴えるような口調で言った。
先生がそこまで言うなんて・・・
先生、私・・・分かったよ。
先生の事は好き・・・・大好き。
でも世の中・・・「好き」じゃやっていけないんだ。
どうしてもどうしても先生と恋人関係になりたかったよ。
なれたのはほんの一瞬だったね・・・
それでも私はいいや。
一瞬でも心が通えたこと・・・凄く嬉しいから。
私は先生を諦める。
でも、先生との恋を過去のことには出来ないよ?
*