ヒミツの生活



「とりあえず…外じゃ可哀想だから中に入れてあげよう。」


大悟は段ボールを持って部屋の中に入った。





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「…入れたはいいけど…どうする?」


大悟が言った。




「どうしよう…」


あたしは泣きそうだった。







でも…

泣きたいのはあたしじゃないよね。












赤ちゃんの咲和は、



…笑っていた。




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