ヒミツの生活
「パっパー♪マっマー♪」
無邪気に笑う咲和。
何でこんなに可愛い天使を捨てられるんだろうね。
そんな両親の神経が信じられない。
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「とりあえずミルクとかおむつ買いに行かなきゃだよね!あと夕飯も!」
外はいつの間にか暗くなっていた。
「じゃあ俺、咲和抱っこしていくよ。」
「ありがとう。」
わたしと大悟、それから咲和で近くのスーパーまで歩いて買い物に行った。