ヒミツの生活
運命的なことに託児所も、学校の北側。
北側は割と教授の研究室や、駐車場があるので学生が行くことがあまりない。
神様ありがとう!!!
あたしはダッシュして託児所に向かった。
…────────────
「すみませーん!」
託児所に入り、あたしは叫んだ。
「おっ、幸。」
大悟がひょっこり顔を出した。
「ごめんね。遅くなって!」
「マッマー!!」
キャッキャ言いながら、咲和も顔を出した。
「あら、お帰り。」