ヒミツの生活
「なっ何で謝るの?」
あたしは全然気にしていないように言った。
「…キス…したから…」
大悟は顔から耳まで真っ赤にして言った。
そんな大悟を見たあたしも顔が赤くなるのが分かった。
「順番が逆になって申し訳ないんだけど…」
大悟が言った。
「俺、幸が好きだ。」
大悟は顔を真っ赤にして、あたしの目を真っ直ぐに見ていた。
そんな大悟の顔をあたしは直視出来なかった。
「えっ…と…、う、うん。」
そんな形でしか答えることが出来なかった。
「付き合ってくれない?」