ヒミツの生活
徹と萌子ちゃんは、まだ会話が続いていた。
それにしても、幸はどうしたのか。
「みゆ『幸ー!!』」
俺の言葉を遮るように、どこからか男の声がした。
「早く飯食おうぜー!!」
俺が知らない男が近寄ってきた。
「まじお腹すいたわー。」
身長が高く、すらっとした手足。
顔は女みたいで、可愛い感じがする。
なんなんだ、こいつは。
一体、幸の何なんだ?
「あ…こちらは西田翔くん。」
「どーも!西田翔です!」
「で…こちらは安藤大悟くん。」