夏の空は蒼く輝く


両親が共働きだから
よく一人で夕ご飯の時も
あるから
料理は自然と覚えていった

「本当?
 助かるわー。」

「というか私それしか
 取り柄がない。」

「よし!
 じゃあ頑張るぞ!」

「おー!!」

私とリョウは下に降りると
ちょうどユリさんが
出かけるところだった

「リョウ。
 火には気をつけてね。」

「はーい。」

「ハナちゃん。」

「はい!」

自分が呼ばれたので振り返ると
ユリさんは手招きをしていた

私はユリさんの方に
行ってみると
ユリさんは私の耳元で

「リョウ、すごっく料理下手だから。」

っと言って家を出た


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