夏の空は蒼く輝く


「出来た!!」


私は座っているリョウの所に
出来上がった料理を運んだ

「わぁ!
 シチューと
 ・・・肉じゃが?」

試行錯誤した結果
余った野菜で作ったのは
肉じゃがだった

「あの材料で他にって考えると
 もうこれしか考えらんなかった。」

そういうとリョウは箸を持って
肉じゃがを食べた

「おいしい・・・。」

「私好みで
 少し甘い味付けだけど
 よかった。」

よかったー
おいしく出来て

あれ?

てかなんで一人で
作ってんの?

これって
リョウと一緒に作るんじゃ
なかったっけ?

「でもハナすごいね。
 本当に料理が得意なんだ。
 あたしの出番なかったわ。」

あっ!!

やばい集中しすぎて
リョウのこと忘れてた!!

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