夏の空は蒼く輝く

私たちは駅のホームで電車を待っている

ヒヤ

冷たいものが頬に感じた

見上げるとコウ君が
ジュースを持って立っていた

「はい!」

そう言って差し出されたジュースをもらい
たわいもない話をしていた

ピンポンパンポーン

『間もなく二番線に電車が参ります』

「混んでないといいねー」

今は7時を回ったところ
丁度帰宅ラッシュと時間が
かぶってしまい
案の定会社帰りのサラリーマンで
電車の中はいっぱいだった

「あららー
 見事にいっぱいだな。」

「うん・・
 でもこれからこういうとき
 あるから慣れとかないとね!」

私たちはギューギューになりながら
電車の中に入った
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