夜空~君と流れ星~

 いつもの場所には、人がいたのだ。


「…誰」

 
 気づけばそぅ発していた。



「…ぅわぁっ!!
 びっくりした…」



 それは、男の子。


 どぅみても、あたしと同い年くらい。


「…こんなところで、何してるの??」




「それ、今僕も言おうと思ってた」



 何それ。

 一瞬、そぅ思ったけど、口をつぐんだ。




 …。
 男の子、よ~く見るとかっこいい。


 前髪は少しだけ長いけど、
 それから覗く顔…。

 やばい。





「ねぇ、名前は??」





 そぅきかれる。



「…人の名前聞くときはまず自分から名乗るもんだよ」



 …うっわ。
 あたし、今最強にかわいくない。



「…ふふ、面白い仔だね
 僕は遠野 叶[トオノ カナウ]って言うんだ。
 …君は??」

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