夜空~君と流れ星~
君と告白
"僕、病気なんだ"
それからは、あたしの頭のなかで叶の言葉が常に繰り返されてた。
「はぁ…。」
最近、ため息増えたなぁ…。
自分でも自覚するくらい、あたしは毎日ため息をついている。
「和奏、最近ほんっと元気ないんだけど。
何かあった??」
そぅ聞いてきたのは、真澄。
「真澄…。」
「あたし、何でも聞くよ??
親友なんだから」
…。
あたしは一瞬、戸惑った。
…ううん、迷うなんておかしい。
後できっと後悔する。
あたしは真澄に叶のことを話した。
「…なんか、…。
ごめん、言葉でてこない…」
全部聞き終えた真澄は驚きを隠せないでいる。
「真澄、聞いてくれてありがとね。
何か、ちょっと楽になった」
「…和奏。
ううん、全然いいの
こっちこそ話づらいこと話してくれてありがとう」