夜空~君と流れ星~
「え、あ、いや。
別に…」
「そう…」
何で、こんなに鋭いのに大事なことは気づいてくれないの??
「こんなに思ってるのになぁ…」
「え??」
「あっ、ううん、なんでもない…」
あ~あ、口に出しちゃった。
駄目だなぁ、あたし。
───────────────…
─────────────…
「和奏の顔見れて良かった。
僕、そろそろ駄目だから…」
「…え??」
駄目??
だめ、ダメ、DAME…。
「何、が…」
「病気」
「えっと、どういう…」
「僕、もぅ外に出られない」