夜空~君と流れ星~
「…は??
え、あの「すみません、いきなりこんなこと言って…」
叶のお母さんは申しわけなさそうにそういった。
「あの仔は、これから自分は意識をなくす、と予言をしたものですから…」
よ、げん??
ありえない。
…ありえない。
叶は…
叶は、自分の体の状態がわかるって言うの??
「和奏さんには、絶対言うなといわれていて…
でも、どうしても私は和奏さんに伝えたくて…」
「叶のお母さん…」
「あ、私は真子[マコ]といいます。」
「あっ、すみません…」
叶、叶…
あたしは最近、何度も叶の名前を連呼している。
叶はあたしにとってだいじな人。
…叶は、あたしのことどぅ思ってといるのかは、分からないけど。
「あ、の。真子さん…」
「はい??」
「叶の病室は教えてもらっても良いですか??」