ブリーフ エタニティ


その後はマスターと昔話をしながら懐かしいカクテルを数杯飲んで、ほろ酔いで帰宅した。

一人暮らしにはもう慣れきってるはずだけど、酔っ払っている時の人恋しさの対処法は未だにわからない。

手紙の件もあるし、とりあえず寝る前にメールでもするかと思ってケータイを手にした瞬間に着信音が流れ出す。

慌てて番号も確認せずに通話ボタンを押すと、今一番聞きたかった声が聞こえた。


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