猫的カレシの事情





「ねぇ、竜真。」




「なに」




「今日一緒に帰ろっ?強制ねっ!!じゃっ靴箱でまってるっ。」



逃げるようにしてササッと教室にはいると、



「奈緒華っっ!!」




ガバッと抱きついてくる親友の香那。




「おはよー、」



「ラブラブですなぁ~♪ん~?」



このこのーっと肩をつついてくる香那。




正直、うざい。




「‥てかHRの次、授業なんだっけ?」




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