偽りの恋愛
everに着いた私たちは指定の机へ座った。
「んで??その運命の人はどこにいるの??」
そう言って私は店内を見渡した。
しかし、店にはマスターとこのeverを知っている数少ないお客さんだけだった。
「待って。もう少しだから」
さっきのテンションが嘘のように静かになった結恋。
これは本気だな・・・
少しして…
ガチャッ―――
「おはよーございまーす」
誰かが店の奥の扉から出てきた。
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