偽りの恋愛
「良かった!!じゃぁ応援してね!!」
凄くうれしそうな顔で私の手を握って言った。
「も…もちろん!!頑張ってね」
あ~…モヤモヤする…
何でだろう…
「ありがとっ!!私、茉莉がライバルとかぜーったい勝ち目ないから安心した」
「いやいや;;そんなことないよ。私なんか相手にもなんないでしょ」
かなり強敵だし!!なんて言って笑う結恋。
こんな些細な事も幸せ感じる。
「ちょっとお手洗いに行って来るね。いつもの頼んどいてね」
昔の恋バナをしているところで結恋が席を立った。
「りょーかいっ」
結恋がいなくなって私はいつも必ず頼むものを注文しようと思いマスターを呼ぼうとした、その時―――
「ご注文は??」