偽りの恋愛



それをじっと聞いていた結恋。


私が話し終わったら結恋は俯いて小さな声で言った。


「茉莉ずるいよぉ…私も話したいのにぃ…それに私、茉莉になんて敵わないのに…」


あー…なんか悪いことしちゃったな…


とゆーか、これは私が悪いのかな??


よし!!


ここは雪ちゃんが一肌脱いであげようじゃないですか!!


「お手洗い行ってくるね」


私は"頑張れ!"と小さく付け足して席を立った。


上手くいくといいな。


今回は本気、みたいだし。


結恋の恋が上手くいきますように…









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