偽りの恋愛



「もー!!遅いよー。時雨さんもいないし…何してたの??」


「ごめんね;;ひなから電話きたからさ…」


時雨と話してたなんて言えないよね…


「そっか。ならしょがないよね!!茉莉はひな君一筋だしねっ♪」


「う・・・うん」


嘘つくのってこんなに辛かったっけ…


「そろそろ帰る??時雨さんも…いないみたいだし…」


結恋は店内を見渡してため息をついた。


「そ・・・うだねっ。帰ろっか。また来よっ!!」


「うんっ」





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