偽りの恋愛
そう言って結恋ゎ駅の改札口へと走って行った。
「ちょっと…;;待って~!!」
結恋に置いていかれた私は慌てて結恋を追い掛けた。
「もぉ!!遅いよー!!」
既に定期券を出してはしゃいでる結恋。
「結恋が走るからじゃん;;」
呆れながらも私も定期券を出した。
「ところでさぁ、どこ行くの??」
まだ結恋に行き先を聞いていなかった。
「いつものトコ!!」
はしゃぎながら言う結恋はいつもと様子が違った。
しかも、結恋から"いつものトコ"に行こうって誘われたことはほとんどなかった。
「珍しいね。何かあるの??」
「んふふ♪それは行ってからのひ・み・つ!!」
口元に人差し指を当てて更にはしゃぎだした。
…なるほど。