偽りの恋愛
「ん~と…多分...10人目かなぁ??」
……1…0…人??
結恋さん…
参りました...
「あははは…恋多き少女よ!!頑張れ!!」
あぁ…
私は何をジジ臭いことを言ってるんだろう...
でも10人は流石に多いわ;;
どんだけ一目惚れすればいいのよ;;
「私は口出ししないから」
それだけ言って私は既に来ていた電車に乗った。
結恋はそれを追い掛けて来るように興奮しつつも言った。
「茉莉も絶対惚れちゃうよ!!だって凄くかっこよくて優しいんだから!!」
でも、絶対渡さないからね!!と付け加えた結恋と一緒に"いつものトコ"へと向かったのだった。