恋海-私と彼の恋の伝説-
そして、学校へつき、あたしたちはすぐにジャージに着替え校庭へと向かった。
すると、既に女子と男子とで別れていてきっと男女別のパフォーマンスから練習は入るのだろう。
「じゃあ、女子あっちだから。」
あたしたちは海と棗に言う。
すると、二人は「いってらっしゃい」と言って手を振ってきてくれた。
海は元気よく大きく振るが、棗は小さく手を振っていた。
あたしたちも勿論振り返す。
そして、あたしたちは女子が集まっている方へ行ったのだ。
「あたしたちってダンスだよね??」
「うん、そうだね。」
葵は嬉しそうに笑う。
そんな葵をあたしは思わず微笑んでしまった。